正式には「風邪(かぜ)症候群」といって、上気道(鼻やのど)の急性炎症の総称です。肺に出入りする空気の通り道を気道といいます。鼻や口から声帯までを上気道、その奥の気管支を下気道といいます。かぜ(風邪)は上気道の炎症性の病気なので上気道炎(じょうきどうえん)ともいいます。
多くはのど周辺に何らかの違和感、不快感がある状態のことを言います。違和感、不快感については人によって異なり、「のどに何かがつかえているような感じ」というのが最も多く、ほかにも、「のどの圧迫感」といったものがあります。
嗄声とは、一般的に「声がれ」の事ですが、「しわがれ声」とも読みます。様々な程度の声がれを総称して嗄声と呼ばれています。原因については喉の病気はもちろんですが、首や胸、頭の病気でもおこる場合があります。喉の病気でよく見られるものは、大きな声を出しすぎたときに一時的に声がかすれる急性喉頭炎、声のかすれが続く場合は、慢性声帯炎が疑われます。
ウイルスや細菌によって起こる扁桃腺の病気です。疲れがたまっていたり、風邪をひいて体力が落ちているときなど、いろいろな病原体に対して免疫力が不十分な場合、病原菌やウイルスが増えていくことがあります。この際、喉の免疫器官の口蓋扁桃が病原体とたたかって赤くはれている状態が急性扁桃炎になります。
甲状腺の病気は、20~40歳代の女性に多く見られます。一説には20人に1人はバセドウ病や橋本病など、甲状腺に病気があるとも言われております。甲状腺機能に異常が生じる場合としては甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症があり、異常が生じない場合には腫瘍性疾患があります。
首にしこりができる原因として、リンパ腺の腫れや腫瘍など病気によるものが考えられます。首のしこりが気になる方は、超音波エコーなど、早期の検査をおすすめします。お気軽に当院にご相談ください。
顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節音、開口障害または、顎運動異常を主要な症候とする慢性疾患群の総括的な診断名です。あごの関節(顎関節)周辺に何らかの異常があり、あごが痛くなったり、あごが鳴る、口が開けづらくなる、などが主な症状で慢性的な疾患です。
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