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耳鳴り

みみの病気

耳鳴り

耳鳴りとは
耳鳴りとは、外で音がしていないのに音が聞こえる状態ですが、「現実には音がなく、本人にしか聞こえない自覚的耳鳴(じかくてきじめい)」と、「耳付近や耳管などで実際に何らかの音がしていて、外部からそれが聴こえている聴取可能な他覚的耳鳴(たかくてきじめい)」に分類されます。
現実的には自覚的耳鳴の場合がほとんどの為、まず自覚的耳鳴から話を進めていきます。

症状

◎ 自覚的耳鳴(じかくてきじめい)
自覚的耳鳴が起こる仕組みははっきりしていませんが、内耳から脳に至る聴覚経路のどこかで、
外からの音入力に関係なく聞こえの神経が活性化されることで生じると推測されます。
また耳鳴りは、外が静かになる夜や早朝に大きく感じることが一般的です。
耳鳴りは、さまざまな病気に伴って起こります。代表的なものは内耳性難聴(ないじせいなんちょう)に伴うもので、突発性難聴、音響外傷、メニエール病などでみられます。
しかし、単に加齢に伴って生じたり、あるいは難聴など他の症状をまったく伴わず、耳鳴りが単独で生じることもあります。
耳鳴りは主観的なものなので、その性質や強さを正確に測るのは難しいのですが、耳鳴検査の器械を用いていろいろな高さ、強さの音を発生させ、
それと聞き比べることで、ある程度数値として評価することができます。

◎ 他覚的耳鳴(たかくてきじめい)
他覚的耳鳴には、間欠的なものと持続的なものがあります。
間欠的なものには、耳管周辺の筋肉や耳小骨(じしょうこつ)についている筋肉のけいれんによるものがあり、音の多くがコツコツとかプツプツなどと表現できます。
音が持続的な場合では、耳周辺の大きな静脈や動脈内を血液が流れる時に生じる雑音が聞こえる例があります。
他覚的耳鳴がある場合、実際に患者様の耳と医師の耳を聴診器で使うようなチューブでつないでみると、ほとんどの場合、
患者様が聞いている耳鳴りを医師が聞くことができます。

治療方法

◎ 自覚的耳鳴(じかくてきじめい)
多くの耳鳴りは原因不明で、いろいろな治療が試みられます。原因となる病気が明確な時には、その病気を治療することが耳鳴りの治療になります。よく行う治療方法としては、内耳や脳の血液循環を改善する薬、筋肉の緊張を和らげる薬、精神安定薬などの薬物療法です。その他に、局所麻酔薬の静脈注射、鼓室(こしつ)への副腎皮質ステロイド薬の注入などの有効性が報告されています。
耳鳴りの背景に精神的緊張やストレスが存在することも多いので、心理的なアプローチも非常に重要となります。

◎ 他覚的耳鳴(たかくてきじめい)
現状や原因により、それぞれの治療を考えていきます。例えば、耳管周辺の筋肉や耳小骨(じしょうこつ)についている筋肉のけいれんが原因による場合では、筋肉の緊張をとるような薬物を試したり、耳小骨についている筋肉の腱を切断する場合もあります。原因の解明により、不安が緩和される場合もある為、原因により経過を観察してゆく方法もあります。

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